国立民族学博物館(みんぱく)は、創設37年をむかえます。2009年4月に第5代館長に就任してからの国際的なかかわりを、学術協定と外国からのゲストに焦点をあてて「館長だより」としてお知らせします。なお、本欄の国際シンポジウムの詳細は、みんぱくホームページをご覧下さい。 みんぱくホームページ http://www.minpaku.ac.jp |
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2011年 08月 05日
ベトナム社会科学院のHo Hoang Hoa准教授(越・日研究交流センター長)、Hoang Dinh Hoi教授(同センタープロジェクトマネージャー)、Nguyen Thi Oanh(現在、国際日本文化研究センター客員)、そしてPham Thanh Hai教授(フエ文化財管理保存センター長)ら、8名のスタッフが「観光のための歴史・文化的研究」の調査のために本館を訪れた。
この一行は、学術交流の一環として国際日本文化研究センターを訪問中で、小松和彦教授(同センター副所長)とともに訪館したものである。ベトナムの遺跡の復興、とりわけハノイ城の発掘やフエの宮廷復元などについての日本の大学や研究機関からの支援の現状、日本の財団の財政援助によるベトナム学生の日本への留学制度など人材養成についての説明を受けた。 みんぱくとしては、有形・無形の文化財の保存や保護についての技術や知識の支援の可能性について提示した。展示場を視察後、東南アジア展示コーナーにベトナムの民族資料が数点しか展示されていない現状をみて、社会科学院のスタッフはみんぱくの今後の標本資料収集に協力することを申し出てくれた。 ベトナムでの標本資料の収集は、本館開館以来試みてきたが、ベトナムの国内事情によりほぼ不可能であったので、今後の展開に期待したい。
by minpaku
| 2011-08-05 15:52
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